循環器内科にお勧めの本を3つ紹介します。
循環器内科は循環生理、昇圧剤の使い方、心エコーなど学ぶことが盛りだくさんの科です。
その中でも短い研修期間でどれだけ絞ってできるかが、一つのカギとなると思います。
①極論で語る循環器
圧倒的定番の一冊です。
極論シリーズはどれもいいですが、その中でもオススメなのがこの循環器内科です。
1冊2,3時間ほどで読み終わるぐらいのボリューム でありながら知っておきたいポイントが詰まっています。
ローテーションを回る前に読んでおきたい一冊です。
循環器で頓用する薬について具体的な症例とともにまとめてあります。
この本の良いところは、作者の個人的な意見・感想も含めて記載があるところです。
薬の本はよく、使用法、副作用とかのまとめになっている本が多いです。
そんな中、作者の実際の感覚、減量法などについても述べられており、自分が使うときの一つの参考となります。
循環器の薬を学ぶならこの本!
循環器内科を回っている際にぜひマスターしておきたいのが心エコーです。
他の科に行ってももちろん、救急外来でも大変役立ちます。
心エコーはとっつきずらい印象がありますが、基本的な像を描出するのであれば比較的早くに体得できます。
この本は各病態の動画付きであるので、本ベースでなく実臨床でどう見えるのかを学ぶことができます。
心エコーを学ぶならこの本!
まだまだおすすめの本はありますが、上記の本をまずはそろえるのが良いと思います。
学ぶことが多い循環器ですが、その分楽しみもあるのでぜひ取り組んでみてください。