救急外来で遭遇することも多い外傷、骨折
その中心の役割を担う整形外科は研修医期間中にぜひとも回っておきたい科です。
内科に進もうとも、バイト先で骨折を見たりといった経験が出てくるかもしれません。
また自分の受け持ち患者さんの骨粗鬆症予防を担う必要性が出てくるかもしれません。
そんな将来に向けて、研修医が読んでおきたい整形外科の本3選をまとめてみました。
この本は非整形外科医にとって必須の本です。
何といっても非整形外科医にとって悩ましいのは骨折があるか無いかの判断とその骨折が帰宅可能かどうかを判断することです。
骨折は骨折線がイメージできていなければ診断することはできません。
そんな非整形外科医に向けて骨折線のイメージから、診断後のマネージメントまでをまとめた本になります。
救急科医として長年働いている筆者が整形外科の”ホンネ”にまで突っ込んで解説してくださいます。
何度も何度も読み返すべき必須の本です。
2冊目は研修医と指導医の対話形式の中で、骨折のマネージメントが学べる本です。
この本は、写真、イラストが豊富で各章の初めに解剖が乗っており、具体的にイメージしながら読み進めることができます。
写真と自分が取ったXpを見比べることができるのでオススメです。
最後は整形外科医を目指す人のための本です。
整形外科医は解剖の知識が必須です。
各骨折部位にアプローチするための知識が詰まったこの本がなければ、正確で安全な手術はできないでしょう。
この本はあくまで整形外科志望の研修医に向けての本ですが、整形外科医であれば必ず持っている超王道な本なので、興味がある人は購入を検討してみてください。