救急外来の本は様々ありますが、指導医の頭の中を覗いてみたいと思ったことはないでしょうか。
それに答えるべく、書かれた本がこの本です。
大動脈解離の救急外来での除外の仕方や、見つけ方、頭部疾患で血圧が上昇していないときの鑑別疾患などが解説されています。
特に、大動脈解離の部分と、中毒の部分の話はとても参考になりました。
アセトアミノフェン中毒にN-アセチルシステインを投与するということは理解していますが、この拮抗薬の作用機序までは知りませんでした。
なぜ、アセトアミノフェンが肝不全を引き起こすのかということ、拮抗薬であるN-アセチルシステインの投与の意味を知ることができます。
救急医の頭の中を覗いてみたいという人にお勧めです。